別冊宝島から「現代怪奇解体新書」という本が出ています。まだ読んでいる途中ですが、高橋洋氏のインタビューや小池壮彦氏による怪談の起源探しリポートなど、読みごたえある記事がいろいろあります。
中央線の自殺を扱った文章は食い足らなかったけれど、公開されてるデータ(JR等の)が少ない為やむを得ないのかもしれない。「GON!」誌にて廃虚探訪記を連載している中田薫氏が書いたとある廃虚のリポートは、暗い「家系」が「家」という具体物の中にまざまざと実在する不気味を伝えて怖ろしいです。廃屋の仏壇に仕舞われていた家系図を広げたら、それぞれの名前に死因と享年が書かれていて、若死にや変死がやたら多いというのです。もはや幽霊など見る余地がない生々しさだと思います。この場合幽霊でも出てくれた方がかえって救いになりそう。
ほかには新潟の「ホワイトハウス」と呼ばれる幽霊別荘の真相を暴いたリポートも秀逸。このライター赤福すずか氏も「GON!」に書いている人らしく、心霊怪奇系に滅法強い「GON!」周辺に今後も注目。
つづく
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