ファンカーゴユーザーからみた
新型ヴィッツ

次期ファンカーゴのベース車「NEW VITZ」がデビューしました。
現行ファンカーゴ乗りとしても気になるところです。
早速見に行ってきました。
(今回のレポートは私が独自に調べたものです。もし間違いなどありましたら教えてください。)




ヴィッツの変わったところ


(旧型)

旧型が曲線基調だったのに対し、新型は直線的です。


1.ボディが大きくなった

これは非常に大きな変更点です。
この間までヴィッツはトヨタ最小でしたが、今は国内ではパッソがあり、
またヨーロッパでもアイゴという車がデビュー間近です。
ヴィッツは欧州戦略車でもあり、
欧州のライバル車も軒並み旧型ヴィッツより大きく、
これらと戦うためにもボディの大型化が必須だった様です。

ニューヴィッツ 旧ヴィッツ ファンカーゴ フィット
全長 3750(+110) 3640 3860 3830
全幅 1695(+35) 1660 1660 1675
全高 1520(+20) 1500 1680 1525
ホイールベース 2460(+90) 2370 2500 2450
最小回転半径 4.4(F)/4.7(U) 4.3 5.1 4.7
ホイール径 14(F)/15(U) 13/14 14 14
※各車の量販グレードで比較


旧型に比べて全長で110mm伸び、
その内ホイールベース(前輪と後輪の車軸間)の拡大に90mm、
後輪より後ろの部分の拡大に30mmが割り当てられました。
(ちなみにフロント部分は10mm短縮)
つまり大型化の大部分は室内の拡大に使われています。
また横幅は35mm伸び5ナンバー枠いっぱいとなりました。

前のヴィッツで感動した小回りの良さはボディの大幅な拡大にも関わらず、
4.4m(F)とがんばっています。
上級のUになるとホイールが15インチになるため4.7m
これも優秀な数値ではないでしょうか?
なによりこのクラスで15インチといえば一部のスポーティグレード限定だったはずが
Uという上級グレードまで降りてきたこと。
そしてベーシックなFについても14インチとなったことは喜ばしいことだと思います。


次期ファンカーゴもこれをもとにした寸法になるでしょう。
ホイールベースと全高は拡大されるでしょうが、
特筆すべきは全幅の拡大。
今までは横幅が若干狭く大人の3人掛けはちょっとつらいものがありました。
(3ナンバー車ではないのでゆったりといくわけではありませんが)
この35ミリの拡大は後席に3人掛けする場合にかなり効くと思われます。

私の場合、後席にあるチャイルドシートがへたな大人よりも幅が広いので、
その横に大人が2人座るのはきつくてほんの短時間しか乗せられませんでしたが、
次期ファンカーゴは今までよりゆったりとしたものになるでしょう。
これは私には非常にうれしい点です。




2.質感が大幅にアップした


これもちょっとびっくりしました。
外観の質感アップはもちろんですが、驚くべきは室内
この写真ではわかりませんのでトヨタのホームページなどで見ていただきたいのですが、
まるでスペシャルティーカーのようなデザインです。


(比較:旧型)
このダッシュボードも新鮮でとても好きです。


でも新型は特にドア周り(肘掛・パワーウィンドウ周り)のデザインがスペシャルティーカーのようで
すごくカッコいいです。
これはファンカーゴには採用されないだろうなあ。


インパネはなんとオプティトロンメーター
(自発光式のメーターで非常に美しく、最初はセルシオに搭載された装備です。)

旧型もデジタルメーターで先進的な雰囲気でしたが、
さらに洗練された感じになりました。
個人的にはアナログの方が使いやすいと思います。



(旧型)

遠視点表示でこれはこれでよかったです。
でもデジタルメーターは表示がチラチラ動くのがちょっと・・・



前席の肘掛は明るいグレーでダッシュボードに滑らかにつなげられています。
ダッシュボードセンター部分がシルバーでちょっと未来的。
そしてシフトはジグザクゲート式
エンジンスタートはスイッチ式(一部グレード)
これはプリウスで初採用され、普通の車ではクラウンにも採用された先進的なイメージの装備です。



もちろんセンターメーターは健在で安心しました。
私はセンターメーターは非常に好きです。
そしてたいへん使いやすかったエアコン横の物入れも健在です。


現在のファンカーゴはヴィッツのダッシュボードを基本的に流用し、
アッパー部だけを変更したものでした。
次期ファンカーゴもこの手法が採られているならば非常に楽しみです。
(実際はどうなっているのかはわかりませんが・・・)
ただメーターやエアコンのレイアウトはコスト的にも変更ないでしょうから、
少なくともセンターメーターは受け継がれているはずです。

※(2005年7月追記)
実はこれが大きく変更されているようです。
後継車ではメーターは運転席前になり、さらに1500ccには
なんとパドルシフトが付くそうです。



3.トランスミッションのCVT化


これも大きなトピックです。
主に燃費向上のためでしょう。
4WDを除いたオートマ全車でCVT
(スクーター方式のオートマミッションですね)化が図られました。

トヨタのオートマはsuperECT(電子制御インテリジェントタイプ)で、
シフトショックなどもほとんどない他社のものに比べても優秀なものでしたが
燃費の点ではCVTが圧倒的に有利です。
そこで今回からヴィッツで全面的に採用となりました。
旧型も途中から車種追加により一部CVT化がされていましたが、この変更により
この後ヴィッツをベースとした車にもほとんどこれが採用されるでしょう。
もちろんファンカーゴも。
燃費も非常によくなるし、これはとてもいいことだと思います。




4.後席フラットフロア

実はちょっと驚いたのがこれ。
後席がフラットフロアになってました。
有効面積が広がりますので、3人掛けなんかのときに足の置き場に困らない点がすばらしいですね。
ファンカーゴで期待されるのはセンタートンネルがなければ、
今まで取り外していたセンターシートも一緒に格納できるのではないかということ。
これも新型が出てみないとわかりませんが非常に期待されるところです。





(旧型)








総   評

今までボディの小ささや質感など点においてフィットやヨーロッパ車に苦戦をしていた部分を完璧に潰して、非常に完成度の高いモデルチェンジがなされていると思いました。
残念ながらまだ試乗出来ておりませんが、ざっと調べた限りでもその出来はすばらしいようです。
この車をベースに開発される時期ファンカーゴも大いに期待できると思います。
あとは現行ファンカーゴの良さがどれだけ受け継がれているか?
そして新しい何かがどれだけ詰め込まれているか?
この点に期待をしてニューファンカーゴのデビューする今夏を待ちましょう。

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